働き方改革や新型コロナ感染防止の取り組みとして、リモートワークの普及が進んでいます。
リモートワークは、パソコン・スマホといったデバイスさえあれば可能というわけではなく、自分でデバイスに要なアプリをインストールしなければなりません。
では、どういった具体的にアプリが必要なのでしょうか?
今回は、リモートワークに必要なアプリについてご紹介していきます!
VPNアプリ
必要なアプリとして真っ先に挙げられるのが、VPNアプリです。
VPN接続というのは、インターネット上に仮想の専用線を設定し、特定の人のみが利用できる専用ネットワークのことです。
全国のカフェやホテルにある無料Wi-Fiを使ってのデータの送受信は、セキュリティ面で危険が潜んでいます。
VPNアプリを使うことで、業務上のデータのやりとりが外部に漏れるリスクを抑えることができます。
現実の空間で例えるなら
- 無料Wi-Fi:大晦日やハロウィンの渋谷スクランブル交差点周辺
- VPN接続:その渋谷にある、本人認証チェック機能万全のオフィス
というイメージです。
わざわざ人で溢れ返る渋谷スクランブルで、重要な資料の入った封筒やUSBの受け渡しなんてしませんよね?
VPNは無料Wi-Fiに接続してリモートワークする人にとって必需品ともいえるアプリです。
チャットアプリ
リモートワークにおいて主要なコミュニケーションツールがチャットアプリです。
電話と違って、お互いの都合を気にする必要がありませんし、メールと違って気軽にやりとりができるのが特徴です。
そんなチャットアプリの中でも、ビジネスに特化したもの2つをご紹介します。
チャットワーク
チャットワークの特徴は、既読機能がないことで、自分の都合のいいタイミングで確認・返信できます。
また、返信機能があるので、どのメッセージに対する返信なのか把握しやすいのも特徴です。
SLACK
Slackの特徴は他のサービスと連携させることがです。
例として、タスク管理ツールと連携させることで、タスク完了の通知をSlackで流すことができます。
また、チャット内でドキュメントを編集・コメントができるpost機能というものがあります。この機能を使うことで、1つのpostを複数人で編集することや、postへのコメントを1つにまとめることができます。
他のチャットアプリだと、新しい情報がどんどん流れてくることで、古い情報が見えなくなってしまい過去のやりとりを把握するのが難しくなります。post機能を使えばこのような問題は無くなります。
ビデオ会議アプリ
リモートでの会議をする上で代表的なのがZoomとSkypeです。
この2つのアプリは機能面で違いがあるので、それぞれの特徴を押さえておきましょう。
ZOOM
- 複数人での会議向け
- ホスト以外の参加者はアカウントの作成不要
- ホワイトボード機能がある
- ブレークアウトルーム:会議中に小さなグループを作成できるので、セミナー等でグループワークする時に便利
Skype
- 1対1の通話向け
- 通話品質が高い
- 初期設定が簡単
- ほぼ全ての機能が無料
以上のような特徴があります。いずれもほとんどの機能を無料で使用できるので、会議の形式や参加人数によって使い分けると良いでしょう。
ストレージ(Googleドライブ)
情報を管理するうえで、情報の保管庫が必要な人も多いかと思います。
そんな人にオススメなのがGoogleドライブです。
無料のGmailアカウントさえ持っていれば誰でも使用できます。
Googleドライブはクラウド上に保管ができるので、デバイスの容量を気にせず保管できて、どんなデバイスからでもアクセス可能です。
「どんなデバイスでも」と聞くとセキュリティが気になるかもしれませんが、天下のGoogleが管理しているのでセキュリティは万全です。
また、複数人が同時にアクセスできるので、チャットや会議をしながら参加者が同時に編集作業することもできます。
辞書アプリ(Texter)
辞書アプリの中でも特にオススメなのが「Texter」です。
Texterは、
- 良く使う言葉を登録できる
- 音声データをテキストに変換できる
- 動画ファイルから音声を取り出してテキストに変換できる
といった特徴があることから、文字起こしの時間を短縮したり、Web会議の議事録や翻訳に便利です。
今回紹介したアプリは、無料でもほとんどの機能が不自由なく使えるものばかりです。
気になるものがありましたら早速インストールして使ってみてください。